長野 飯山の建築設計 松村デザイン建築事務所

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スタッフブログ

災害に備えて

2022.08.31

こんにちは。
最近は朝晩が冷え込むくらいになり、冷房を使わなくなった、設計サポートの三橋です。

最近、立て続けに助成金の申請や昨年度の完了報告を行っています。
助成金を申請するには、それなりの基準を満たした住宅でないと申請できません。
いくつか項目があるうちの一つに「壁量」があります。
耐震性能にかかわってくる大切な部分の一つです。
広い空間を作るためには極力壁を減らしたい、その分、耐力壁や梁などをしっかり入れる。耐力壁はただ増やせばいいわけではなく、いろんな方向からバランスよく入れていくことが大切だそうです。

耐震性能の指標となる耐震等級は3段階。
等級1は建築基準法レベルの耐震性能を満たす水準ですが、災害後には建替えや住替えが必要となることが多いです。
等級2は等級1の1.25倍、災害時の避難所として指定される学校などの公共施設は、これ以上の強度が必須です。
等級3は等級1の1.5倍、災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署は、こちらです。

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ちなみに弊社は耐震等級3が標準。多雪地域では雪の荷重で2となってしまいますが自然落下などで対策します。

27年前の阪神淡路大震災のころ、神戸に勤務していました。
当時の映像を久しぶりに見ていると、隣で小学生の子供が言いました。
「色んな災害がある中で、地震が一番怖いんだって。いつ、どれくらいのが来るかわからないからだって。」
確かにそうです。当時、地震がほとんどなかった地域での大災害は衝撃的でした。
地震によって火事が起こり焼け野原にもなりました。

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高校家庭科資料に、「住居は家族と家族生活を包む器であり,身を守るシェルターとしての役割、・・・」とあります。
いまや全国どこでも災害が起きる可能性があります。
安全・安心・快適な暮らしを考えていきましょう!

完成してからでは見られない家の造りを、構造見学会でご確認ください。
https://www.mkd-house.com/event/11208/

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